グレリン受容体作動薬
ENTYCE™/ELURA™

一般名

capromorelin(カプロモレリン)

適応症

犬の食欲不振(ENTYCE™)

慢性腎疾患の猫の体重減少管理、猫の食欲不振(ELURA™)

販売元

エランコ社

ENTYCE™およびELURA™は、グレリン受容体作動薬であるcapromorelinを医薬品有効成分として開発されたペット用の薬です。
導出先の米国アラタナ社(現エランコ社)により開発が進められ、FDAで唯一の食欲不振の薬として最初に犬用のENTYCE™が、次いで、慢性腎疾患の猫の体重減少管理や猫の食欲不振の薬としてELURA™が承認されました。

ペットの食欲不振は様々な疾患に伴い現れる症状で、放置すると体重減少のみならず、寿命にも関わる重要なサインです。


現在のところ、ENTYCE™は米国で、ELURA™は米国、フランスおよび日本で販売されており、今後はその他の地域への進展も期待されます。