このたび、当社は、当社の導出先である旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青木 喜和、以下「旭化成ファーマ社」)から、当社が旭化成ファーマ社に導出したP2X7受容体拮抗薬(化合物コード:AK1780/RQ-00466479/LY3857210、以下「本化合物」)に関する最新状況について連絡を受けましたので、お知らせいたします。 

 

2025年10月30日(現地時間)、旭化成ファーマ社のライセンス先であるEli Lilly and Company(本社:米国インディアナ州インディアナポリス、以下「リリー社」)のパイプラインが更新され、標的疾患をPainとして開発されていた本化合物は除外となりました。ただし、このことはリリー社におけるP2X7プログラム全体の終了を意味するものではありません。旭化成ファーマ社とリリー社とのライセンス契約は現在も有効に存続しており、今後の開発プランはリリー社によって検討されています。 

 

当社は今後も旭化成ファーマ社を通じて最新状況の把握に努め、状況に変化があれば速やかにお知らせいたします。

当社は引き続き、旭化成ファーマ社との連携を強化し、革新的な創薬の実現に向けて挑戦を続けてまいりますので、今後ともご支援・ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 

以上