2018年6月7日(木)~6月10日(日)、名古屋大学東山キャンパスにて、「第59回名大祭」が開催されました。
名大祭は、名大祭実行委員会の企画・運営により行われる、毎年約8万人の来場者数を誇る東海地区最大規模の大学祭です。


ラクオリア創薬産学協同研究センターでは、6月8日(金)~6月9日(土)の2日間、受入部局である環境医学研究所と合同で、研究公開企画の一環としてラボレクチャーを開催しました。環境医学研究所の3研究室と合同で最先端の研究実績を発表するとともに、同センターでは「新しい薬を創る ~開発現場を見てみよう~」と題し、豊田講堂への合同展示、ミニレクチャー、研究室見学を行いました。


ミニレクチャーでは、同センターの守口由紀子特任助教・森田幹雄特任准教授により、体の仕組み、どうして薬が効くのか、どうやって新薬を創っているのか、3Dグラスを用いた胃プロトンポンプとテゴプラザンのドッキング予測構造などを用いた分子デザインの方法を分かりやすく説明しました。その後、副センター長の朴煕万特任教授とともに白衣に着替えてラボ内見学に移行し、HTSロボットの実演や実際の顕微鏡を用いた細胞観察などを行いました。


参加者は2日間で100名に及び、小さいお子さんから、薬の研究に興味のある高校生・大学生、さらには最先端の学術研究に関心の高い一般市民の皆様まで、幅広い年齢層の方に楽しんでいただきました。ご参加いただいた皆様には、雨の中あるいはお暑い中同センターまでお越しいただき、誠にありがとうございました。また本企画を取りまとめて頂いた名大祭実行委員会の皆様にも厚く御礼申し上げます。


当社及びラクオリア創薬産学協同研究センターは、このような活動を通じ、中部圏におけるバイオ産業の啓蒙と振興に努め、地域社会への貢献を目指し、健全な事業活動の推進に努めて参ります。


以上

 

第59回名大祭 6/7(木)~6/10(日) 研究公開企画URL

http://www.meidaisai.com/pages/kenko/kenkomenu.php
 

タイトル

新しい薬を創る ~開発現場を見てみよう~

団体名

環境医学研究所 ラクオリア創薬産学協同研究センター

企画場所

6 / 8 (金)

 環境医学研究所 北館セミナー室(N201)

6 / 9 (土)

 高等総合研究館 2階

 (共用フロア・実験室201~208・211)

日程

6 / 8 (金) 13:45~15:00

6 / 9 (土) 11:00~11:55 15:00~15:55

紹介文

私たちが飲んでいるお薬ってどうやってつくられるの?!

新薬の開発は誰が行っているの?

本気度120%の創薬プロ集団が実際の研究室へご招待します。

ロボットによる実験や化学構造式からせまる新薬開発まで色々な方面から「薬を創る」お仕事をわかりやすくご説明します。

名古屋大学発の画期的な新薬創出を目指した研究内容についてパネルを用いて紹介します。

小学生から専門家までぜひ一度見学に訪れてみてください。

※金曜日の回は環境医学研究所内の3研究室で合同開催です。

URL

http://www.riem.nagoya-u.ac.jp/4/rcrc/index.html