ご挨拶

株主・投資家の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2008年の創業以来、私たちはイオンチャネルをターゲットとした革新的な創薬研究に注力してきました。国内バイオベンチャーの中でもトップクラスの研究インフラを有し、これを活かして複数のライセンス契約を締結し、臨床開発を進めています。

 

しかし、製薬会社やバイオベンチャーが大きく成長するためには、現状に甘んじることなく、常に新しい技術、新しい治療標的への取り組みが欠かせません。私たちも決して現状に満足することなく、常に新技術、新治療標的への挑戦を続けています。
2021年から2023年の3年間は、社内外での取り組みを加速しました。
社内では、設備と人材の強化により創薬バリューチェーンのアップデートに取り組んできました。
社外とは、国内外のスタートアップや創薬ベンチャーとのアライアンスや共同研究を推進し、既に複数のプロジェクトで顕著な成果を上げています。

 

2024年からの新中期経営計画では、これらの取り組みをさらに加速し、自社開発による大型契約の締結を目指してまいります。そのためには、財務リスクと研究開発リスクの適切なバランスを保ちながら、競合他社に先駆けて研究開発を推進し、革新的な医薬品を創出することで企業価値の最大化を図ります。

 

長期的には、自社株買いや配当を通じて、株主・投資家の皆様の多様な投資スタイルに応える企業への進化を目指します。これを実現するためには、事業収益の大幅な増加が必要です。

 

具体的な取り組みは、中期経営計画や今後の適時開示、オンライン説明会等を通じて、詳しくお伝えしていきます。メールマガジンへのご登録がまだの方は、この機会にぜひご登録ください。

 

皆様のご支援と信頼に応えるべく、私たちは挑戦を続けます。引き続き当社グループへのご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

代表取締役 武内博文