当社とあすか製薬株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山口 隆、以下「あすか製薬」)との間で実施しております、特定のイオンチャネル※を標的とした創薬研究に関する共同研究(以下「本共同研究」)につきまして、この度、あらかじめ定められた最初のマイルストンを達成しましたのでお知らせいたします。

 

当社とあすか製薬は2019年7月に共同研究契約を締結し、新薬の創出を目指して、本共同研究をスタートいたしました。本共同研究は順調に進捗し、この度一定の成果が得られたことにより、当社はあすか製薬よりマイルストン達成に伴う一時金を受領し、2020年12月期の事業収益に計上いたします。なお具体的な達成条件や金額等につきましては、契約上、非開示とさせて頂きます。

 

当社代表取締役社長である谷直樹は「当社とあすか製薬との共同研究における最初のマイルストンの達成を大変嬉しく思います。当社は今後もあすか製薬と協力し、当社の強みであるイオンチャネル技術を用いて共同研究に貢献することで、創薬に繋がるさらなる成果を期待しております。」とコメントしております。

 

両社は今後も、創薬研究に関する独自の技術ノウハウを組み合わせ、成果の創出に尽力してまいります。

 

以 上

 

【ご参考】

【イオンチャネルについて】

イオンチャネルとは、細胞膜上にイオンの通り道を形成する膜貫通型タンパク質の総称です。細胞内外に存在するイオンを透過することによって、膜電位の維持・形成を行います。興奮性細胞では活動電位を発生させ、知覚神経や運動神経における情報の伝達や様々な組織での神経伝達物質の放出を調節しています。このようにイオンチャネルは生体内で重要な役割を果たしています。