平素は当社グループにひとかたならぬご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

2022年3月25日付けで取締役に就任した須藤でございます。

このたび株主の皆様に選任いただいたことを光栄に思います。重ねて御礼申し上げます。

小職は、2016年3月まで化学研究部長として当社に在籍しておりましたが、その後、大学や大学発スタートアップでの勤務を経て、2021年6月に当社に復帰しました。当社を離れていた約5年間は、大学では研究拠点の運営および産学連携に携わり、大学発スタートアップでは幹細胞技術を用いた創薬支援のフィールドでの事業開発、研究開発および管理業務に従事しておりました。

医薬品・創薬を取り巻く環境は常に変化し続けていますが、ここ数年、その変化の速度と程度がますます大きくなっていると感じております。新薬創出の難易度が増し全世界的な競争が激化したといえる一方で、医薬品開発において創薬ベンチャーの果たす役割は確実に増大しています。

当社は、多くの方々のご支援により、動物薬およびヒト用医薬品で計4剤の上市品を世に出すことができました。しかし、これは「私たちは創薬を通じて健康と幸せに貢献し、人々の心に陽をもたらします」という当社ビジョンの実現に向けた道のりの端緒に過ぎず、当社はこれからも、健康で幸せに暮らしたいという人々の思いに少しでもお応えすべく、新薬創出に貢献し当社事業を発展させていかねばならないと考えております。

小職は管理業務と経営企画を担当いたします。当社事業の根幹は新薬のタネを創って育てて売ることにありますが、人事・総務・法務・情報技術といった管理系業務は当社の研究開発活動を支える礎です。また、経営企画は、財務・経理と連携して事業計画と進捗の管理を行い、IR・PRは当社事業の現在の状況や将来の成長可能性を株主・投資家の皆様をはじめ社会に広く伝えるという役割を担います。

重責に身が引き締まる思いでございますが、上場企業としての社会的責任と規範、そしてベンチャー企業としてのチャレンジ精神と先進性を当社事業の両輪に位置づけ、事業計画の達成と企業価値の増大に力を尽くす所存です。

何卒ご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2022年4月
ラクオリア創薬株式会社
取締役(管理・経営企画担当) 須藤 正樹

 

平素より当社グループにご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、株主の皆様に選任いただき、ラクオリア創薬の取締役に就任いたしました。

当社はこれまでにヒト用医薬品1剤と動物用医薬品3剤の上市品の創出に成功し、人々の健康と幸せに貢献して参りました。これに加え、イオンチャネル領域での5個を含む10個を超える開発化合物を導出し、パートナー企業様での開発が進んでおります。

私の使命は、このラクオリアの創薬力を活かし、革新的な医薬品の創出を継続的に成功させることです。科学技術は爆発的なスピードで進歩しており、医薬品の研究開発も大きく影響を受けています。これまでの成果におごらず、最新の科学技術を取り込み、ラクオリア創薬の強みをさらに伸ばして参ります。そのため、アカデミアやベンチャー企業との提携も積極的に取り組みます。研究員一同、当社のコーポレートスローガンである"innovators for life"を意識し、常に"innovator"であることを心がけ、苦しんでおられる患者様の役に立てる新薬を創出するために邁進してまいります。

2022年4月
ラクオリア創薬株式会社
取締役(創薬研究担当) 宇都 克裕