2021年8月9日、当社の導出先であるHK inno.N Corporation(本社:韓国ソウル市、代表取締役:Seok-Hee Kang、以下「HKイノエン社」)は、韓国KOSDAQ(コスダック、Korean Securities Dealers Automated Quotations)へ上場いたしました。

当社は2010年9月に、HKイノエン社との間で、胃食道逆流症治療薬tegoprazanの東アジア地域を対象とした開発・販売及び製造の再実施許諾権(サブライセンス権)付き独占的ライセンス契約を締結しました。HKイノエン社は韓国でtegoprazanの開発を進め、2019年3月に韓国で30番目の新薬「K-CAB®」として上市しました。K-CAB®は韓国新薬として最速で大型製品に成長し、2020年のK-CAB®錠の売上※は約725億ウォンを超え、2021年は1,000億ウォンの突破を目指した営業活動が進められています。

HKイノエン社は、今回の上場により、グローバル進出を加速することを計画しています。K-CAB®については、すでに24か国を対象としたサブライセンス契約が締結されておりますが、今後も対象となる国・地域に適合する戦略を採用することにより、グローバル市場の開拓をさらに強化する考えを持っています。具体的には、米国、欧州などの先進国における臨床開発の推進、その他の地域における導出活動の積極展開(目標:2028年時点で100カ国への進出)、製品群の強化と適応症の追加によるさらなる収益の拡大などを含む事業計画を公表しています。

※韓国国内院外処方額基準:院外処方データ「UBIST」


詳細につきましては、HKイノエン社のホームページをご覧下さい。
http://www.inno-n.com/company/publicity_center/report_data/view.asp?crd_seq=757

以 上