2019年4月17日、CJヘルスケア株式会社(本社:韓国ソウル市、代表取締役:Seok- Hee Kang、以下「CJヘルスケア」)は、当社が導出し韓国で販売が開始された胃食道逆流症(GERD)治療薬K-CAB®(RQ-00000004/CJ-12420/韓国販売名(韓国登録商標):K-CAB®、以下「K-CAB®」)につきまして、2019年3月の院外処方データ(売上高)が15億3,000万ウォン(出典:UBISTデータ)に達したことを発表しました。

CJヘルスケアは、韓国初のP-CABであるK-CAB®が、2019年3月1日の発売以降、韓国医薬品市場に順調に定着し、今後GERD治療薬市場においてブロックバスターに成長する可能性を示しました。さらにディテール数も、今年1月から3月まで3カ月連続で総合1位を占めており、プロモーション活動を活発に進めております。

CJヘルスケアは、今年3月、国際医学学術誌「AP&T」に、K-CAB®のびらん性胃食道逆流症を対象とした第Ⅲ相臨床試験に関する論文が掲載されたことを発表しました。

GERD以外の適応症についても、CJヘルスケアはK-CAB®の胃潰瘍の臨床試験を終了した他、ヘリコバクター・ピロリ除菌療法に関する臨床試験を進めており、適応症の追加及び他の薬剤との差別化を図り、世代交代の速度を速めています。

K-CAB®は現在、ソウル5大病院(通称「ビッグ5」)のうち、ソウル大学病院で処方が開始され、またセブランス病院及びサムスン医療院では採用が決定しています。盆唐ソウル大学校病院、梨花女子大学校病院、忠南大学校病院など主要大学病院で続々と採用されており、医療現場に急速に浸透しています。

CJヘルスケアの関係者は「シンポジウムや製品説明会等でK-CAB®の優位性を伝えるとともに、既存薬との差別化を目指して適応症の追加を進めることで、K-CAB®を韓国を代表するGERD治療薬として育成していきたい」と述べています。

当社は2010年9月にCJ第一製糖株式会社(現:CJヘルスケア株式会社)とK-CAB®に関して東アジア地域を対象とした独占的ライセンス契約を締結しており、韓国におけるK-CAB®の売上高に応じた一定料率のロイヤルティを受け取る権利を所有しております。

詳細につきましては、CJヘルスケアの公式ページをご確認ください。(外部リンク)

以 上