「イノベーションの力で、
いのちに陽をもたらす」

このミッションを達成するために、わたしたちは革新的な医薬品を創出する創薬ベンチャーとしてのさらなる成長を追求します。

ラクオリア創薬は、未だ医療ニーズが満たされていない疾患における医薬品の創製を手掛ける研究開発に特化した創薬ベンチャー企業です。創薬研究のノウハウと最先端の生命科学技術を融合したオープン・コラボレーションにより、革新的な「新薬の種」を創り出し、製薬会社などへのライセンスアウトすることで、真に価値ある新たな治療薬を患者さんに届けることを使命としています。

新薬の研究開発プロセス

新薬の研究開発には、一般的に10年以上もの歳月がかかります。新薬の創出プロセスは、医療ニーズや基礎研究データに基づいた新薬のアイデアからコンセプトを立案することからはじまります。次に、探索研究において新規物質の探索・合成・評価を行い、開発候補物質を見い出します。前臨床開発では、その開発候補物質の有効性・安全性・薬物動態等が確認され、厳格な基準をクリアした物質のみがヒトでの臨床開発(治験)に進みます。そして、臨床開発において、患者さんでの安全性や有効性が認められた開発候補品が、多くの専門家による審査を経て、ようやく新薬として承認されます。

ラクオリアのビジネスモデル

ラクオリア創薬は、新薬の種を創り、製薬会社などに導出することで収益を上げています。新薬の研究開発には多大な投資が必要ですが、現在では、創薬ベンチャーが生み出した新薬の種を製薬企業にライセンスアウト(導出)し、その後の開発や製造販売を製薬会社が行うという分業が主流です。

ライセンスアウトは新薬の種の権利を許諾する契約によって行われ、その対価は契約締結時の一時金、開発段階の進展に応じて受け取るマイルストン、製品発売後に売上の一部を継続的に受け取るロイヤルティなどの形で支払われます。開発候補品の価値は開発段階の進展に伴い高まり、製品発売後は安定的な収益が期待できます。導出後は長期にわたり大きな収益をあげ、これまでの投資を回収することで新たな研究開発への再投資につながり、さらなる事業拡大を可能とします。

当社のビジネスモデル

当社の損益推移イメージ

4つの主な収入源

契約一時金

製薬会社等とのライセンス契約締結時に得られる収入

 

マイルストン

開発の進展、あるいは製品発売後に一定の売上高に達した際に得られる収入

ロイヤルティ

製品発売後、売上高の一定割合を得られる収入

研究協力金

契約相手先から研究を請け負った際に得られる収入

※特定の研究開発ステージによらず発生するものであるため上図には示しておりません

知的財産の重要性

ライセンスアウトは、知的財産権を許諾する事で成り立っています。ラクオリア創薬では、新薬の開発と商業化において、知的財産戦略が重要な戦略的要素であると位置づけています。

わたしたちが創り出す新薬の種を革新的な医薬品として患者さんに送り届けるためには、知的財産権取得による競争優位性の確保やライセンス許諾による価値の拡大、患者さんの利益につながるライフサイクルマネジメントなどに代表される知的財産戦略が欠かせません。

ライセンスアウトは、知的財産権を許諾する事で成り立っています。ラクオリア創薬では、新薬の開発と商業化において、知的財産戦略が重要な戦略的要素であると位置づけています。

わたしたちが創り出す新薬の種を革新的な医薬品として患者さんに送り届けるためには、知的財産権取得による競争優位性の確保やライセンス許諾による価値の拡大、患者さんの利益につながるライフサイクルマネジメントなどに代表される知的財産戦略が欠かせません。

ラクオリアが目指す中長期的な成長戦略

一般的に企業価値を構成する要素には、収益性、資産、成長可能性などが含まれますが、わたしたちのような創薬ベンチャーにとってまず重要なのは、成長可能性です。

たったひとつの革新的な新薬の登場で、年間1,000億円以上もの売上になることもあります。一方で、いま多くの収益を上げている医薬品でも、後発品の参入などで売上はいずれ下がります。

創薬ベンチャーの成長可能性とは、いかに魅力的な新薬の種を生み出し、知的財産権を最大限に育てていけるかにかかっています。


成長可能性の拡大のために、自社の創薬バリューチェーンを強化し、魅力的な開発候補品を継続的に生み出すことで、開発パイプラインの拡充に重点を置いています。自社で臨床開発まで進める試みもその一環です。

一般的に企業価値を構成する要素には、収益性、資産、成長可能性などが含まれますが、わたしたちのような創薬ベンチャーにとってまず重要なのは、成長可能性です。

たったひとつの革新的な新薬の登場で、年間1,000億円以上もの売上になることもあります。一方で、いま多くの収益を上げている医薬品でも、後発品の参入などで売上はいずれ下がります。

創薬ベンチャーの成長可能性とは、いかに魅力的な新薬の種を生み出し、知的財産権を最大限に育てていけるかにかかっています。

成長可能性の拡大のために、自社の創薬バリューチェーンを強化し、魅力的な開発候補品を継続的に生み出すことで、開発パイプラインの拡充に重点を置いています。自社で臨床開発まで進める試みもその一環です。

上市された製品からの安定した収益は、ラクオリア創薬の収益の柱となっていますが、さらなる企業価値向上のためには、成長可能性だけでなく収益性の拡大も必要な要素です。そのためには、提携先企業と緊密な連携を図りながら、特許のライフサイクルマネジメントによる収益の最大化と、自社プログラムの価値向上による大型ライセンスアウトの実現を目指す必要があります。